バカラさんのDHC Q10クイックカラートリートメント 1ヶ月使った感想

DHCのヘアカラートリートメントを使用するのは初めてなので、楽しみでした。化粧品メーカーとして定評のある会社なので、地肌や髪に対するダメージも心配ないだろうという信頼感が初めからあります。

使用してみての感想ですが、染めた後の色の発色がとても自然なのを感じました。私はブラックを使用しましたが、以前使用したことのある「テンスター　ヘナカラートリートメント」などに比べて、「白髪を染めました！」感が前面に出ない、抜け感のある軽さを感じる自然な黒です。

使用”前”　その1

使用”後”　その1

使用”前”　その2

使用”後”　その2

使用”前”　その3

使用”後”　その3

ただ、これまで白髪染めトリートメントのクリームタイプは、「ルプルプ」「ポーラ」「テンスター」を使用してみたことがありますが、それらと比べ、「色の持続性」に関しては普通かなと感じました。

また、ワックスなどの整髪料を使用した際の色落ちが特に激しかったことが気になりました。説明書には記されていましたが、それにしても色落ちが極端に激しく驚きました。私はよく整髪料を使用するので、改善されればいいなと思います。

白髪を染めようとすると、どうしてもなるべく少ない回数でしっかり染まって欲しいと思ってしまいます。

しかし私は年代的にも（52歳）白髪があるのが普通。20代でもないし、がっちり染まってしまうのも不自然に見えるかなと、今回の商品の自然な色仕上がりの良さにはとても満足しましたが、着色の持続性がもっとあれば満点（星5）でした。

地肌への刺激などもまったくなく、トリートメント効果も高く、総合的には機会があればまた使ってみたいと思える商品です。

染めたあとの色の発色が自然でとても良いと思いました。ブラックの色に重いマット感が無く、使用後の髪に程良いツヤもあります。

乾かしたあとのまとまりも良く、膨らみすぎたりぺしゃんこになったりもしません。うるおいとツヤを与えるコエンザイムQ10などの美容液成分を配合しているからかなと思います。

商品の説明書にもある、エイジングの進んだ髪に効くというのも、白髪染めをしながらヘアケアできるようでうれしいです。

化粧品メーカーとして培った技術が、白髪染めカラートリートメントにも活かされているなと感じました。

今回DHCの商品を使用してみて、唯一あまり満足できなかったのが色の持続性です。

メーカー側は、2度目からは5分放置を推奨しています。確かに5分という短時間にしてはきれいに染まります。ただ染まりは早くて良いのですが、色の持続性に関しては普通でした。

使用直後

5日後

そこで私はもともと染まりにくい髪質なので、もう少し放置すればさらに染まる（持続性が良くなる）気がして、途中から30分放置にしてみました。

結果は、あまり差が感じられませんでした。ならば、5分から15分でも充分かなと思います。短時間で良いというのは、とても魅力です。

私は髪へのダメージも考えると、5～6日に1回の使用で白髪をカバーできるのが希望です。白髪の出方がどのくらいまでなら許容できるかは、外出頻度などの生活状況や性格など個人差があると思いますが、完璧に白髪を隠したい方なら、週に2回は使用する必要があるかなと感じました。

作業する手間やコストパフォーマンスのこともありますので、私は少ない回数でしっかり染まる方が好みです。

5分という短時間での染まり具合はたいへん優れていますが、色の持続性が劣るなら作業回数が増えてしまいます。

30分放置にしても色の持続性にあまり差はなかったので、長時間放置すれば持続性が良くなるようでもなさそうです。

私が気にする髪へのダメージの点からいえば、5分できれいに染まる点には魅かれますが、回数が増えるようなら結局同じです。染まり具合の素晴らしさと同様に、色の持続性がもう少しあれば良いなと感じました。

また説明書にもありますが、ワックスやムースなどの整髪料を使用すると、使用しないときに比べて極端に色落ちが早まります。私は整髪料を使用することが多いので、この点も併せて改善されれば良いなと思いました。

DHCの白髪染めトリートメントタイプを使用してみて、髪や頭皮へのダメージはまったく感じませんでした。しみたりかぶれたりなどのトラブルもありませんでした。

使用後の髪のまとまりも非常に良く、配合されているコエンザイムQ10やコラーゲン、ヒアルロン酸、オリーブヴァージンオイルなどの美容液成分が効いているのだと実感できました。

髪がまとまります

さらに、切れ毛や枝毛などのダメージを補修する成分やキューティクルを守る成分も入っているとのこと。白髪染めをしながらヘアケアできるのは一石二鳥です。他のトリートメントやコンディショナーもいらず、うれしい点だなと思いました。

DHCの白髪染めトリートメントタイプは、シャンプー後の濡れた髪にのみ使用するよう、はっきり明記されています。乾いた髪に使用するタイプよりも、トリートメント剤を全体に伸ばしやすく、私は好きです。

全体に伸ばしやすい

チューブもやわらかめで片手でも絞りやすいです。液剤もゆるすぎず、前髪の生え際などに塗っても垂れてこないので良いと思います。

ただ、使用後はすすぎ湯に色が出なくなるまで洗い流すのですが、シャンプーはしないため、耳やこめかみなどについた色が落ちにくいので、注意する必要があります。

翌日の入浴時まで気がつかないと、後からでは落とすのが大変です。一度耳に色がついたまま翌日まで気づかずにいて、落とすのに苦労しました。その時は石鹸をつけて何度もこすって落としました。

初めから、塗るときに耳などにつかないよう注意する方が良いと思います。

価格は1本2,883円で、定期コースだと5％引きの2,738円になります。

私はショートヘアですので、ピンポン玉1個分（約25ｇ）の量を使用します。白髪が目立たない程度の5～6日に一度の使用で、月に5～6回、約1ヶ月半持つ計算になります。ひと月にすると1,700円ほどなので、コストパフォーマンスは良いと思います。

これまで白髪染めのトリートメントタイプは、「ルプルプ」「レフィーネ」「ポーラ」「テンスター」を使用しましたが、DHCのクイックカラートリートメントは、「テンスター　ヘナカラートリートメント」の次にコストパフォーマンスが良い商品です。

使用時の匂いですが、説明書には数種類のハーブの香りを天然アロマ100％でブレンドとあります。

なかでも私にはベルガモットのにおいが際立っているように感じられました。かといって香りがきつくもなく、穏やかで良いと思います。

柑橘系のフレッシュな香りで、白髪染めトリートメントを塗って放置している最中も気分良くいられます。白髪染めトリートメント特有の薬品のようなケミカルなにおいも無く、とても気に入りました。