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キラリ 1ヶ月使った感想

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キラリ総合評価2.0

染まりが悪く、月2本は使用することになりそう・・・

レビューアー アンジーさん アンジーさん(当時46歳) 1ヶ月の記録
満足な点 使用後すぐ、髪にハリとコシが感じられた
不満な点 染まりが悪く、量が必要なので金額が高い
推定予算 6,000円 /月
使用頻度 2〜3日に1度
使い方 シャンプー前の乾いた髪に20分放置+ラップをしてヘアキャップ

初回は根元の染まりが満足するまで5回

初日 塗布前

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5日連続

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5回目でやっと「これならいいかな」という程度に染まりましたが、それでも満足まではできませんでした。

2・3日に1回使用しないと色がキープできない

塗布直後

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前回の塗布より3日経過

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2〜3日ごとの使用でないと根元の色落ちが気になる状態。これだと1ヶ月に2本消費してしまうことに。1本3,000円なので、1ヶ月6,000円かかりそう・・・

総合評価 感想

染まりは悪いです。説明通り回数を多くし、染まる工夫を色々しましたが、回数を重ねても完全な白髪部分の染まりがどんどん深まるということは残念ながらありませんでした。

色はブラックを今回使いました。グレー系のブラックという説明でしたが、見方によっては緑っぽく見えました。ブラウンの髪の上に重ねるとちょうどよいダークな感じになり、自然な黒髪と上手になじんでよい色になりましたが、新しい白髪でその色を出せるようになって欲しいです。

何より使用回数を必要とすることや、ペーストも広がりにくく、根元の髪などへの伸びも良くないため、かなりの量を使用します。髪量は多く、肩につく長さのセミロングで、上手に使用しても1ヶ月で2本以上消費することになり、金額的にもかなりの負担になります。

ただ、髪のハリとコシは使い始めから感じましたし、髪のまとまりもとても良くなりました。その点は大満足だったので、これで染まりが他のカラートリートメントと比較し普通以上で、ペーストの伸びが良く、金額的に月1本使用で収まるのであれば、「ぜひ現品買いしたい」になっていると思います。

添付時間は最長で20分(通常10分)、回数を多く使用と推奨されています。シャンプー前のルーティーンが面倒でない方には良いと思いますが、私のように、一回の塗布放置時間が長くなったとしても、使用回数の少ない方がよいという人には不向きだと思います。

香りは優しい柑橘系の香りで、洗い流しの時に、特に感じることができ心地良かったです。香りに敏感で人工的な匂いを嫌がる子供たちでも、何も文句を言いませんでした。それだけ自然な香りなのだと思います。

染め上がりの美しさ2.0

初回しっかり染め上がるまでの使用回数公式サイト:5回推奨
今回のレビュー:5回 ただし、とても満足とまではいかない
使用した色ブラック

連続5回使用しても、満足できず、残念

塗布前

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根元が満足するまでは5日連絡使用が必要でした

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色の定着の為最初は5回継続して使用しましたが、3、4回までは殆ど染まらないという印象を受けました。少しずつ染まっているからというのもあるかもしれませんが、5回目でやっと「これならいいかな」という程度に染まったので連日の使用はストップしましたが、満足とまではいきませんでした。

定着後、3日目の途中経過をじっくりみた時に、もう色落ちしている?と少し気になりました。翌日には根元など気になる部分が多くなってきたので使用。5回も最初に継続したので、もう少し大丈夫かと思っていたのにガッカリです。

色味については、前回使用していた「レフィーネヘッドスパ」がダークブラウンで、茶色の色身が残っている部分は、きらりの使用により、色がよりダークで自然な黒髪に近づいた感じがして満足でした。

ですが、根元の全く白い部分(新しい白髪)は、何度染めても色の入り具合が悪く、グレーっぽいブラックのはずが、蛍光灯などの光の下ではうすい緑っぽく見えて残念でした。昼前の光の下でも若干緑っぽく感じてしまいました。

新しい白髪に関しても、自然な黒髪に近い状態に染まって欲しかったです。同じ製品でブラックとダークブラウンを混ぜて使用すればいいのかと思いましたが、説明では違う色を混ぜないようにとありました。

ペーストの伸びも悪いのか、丁寧にクシで根元の裏表から塗り込んだつもりでしたが、何度やっても必ず染まっていない白髪がまばらに見つかります。クシで伸ばすのでなく、ペーストをたっぷり包み込むようにおけばいいのかもしれませんが、それをやってしまうと、ただでさえ使用量と回数を多く必要とする商品なので、1ヶ月の金額がさらに高くなり現実的ではありません。

持続性・色持ち2.0

色落ちが気になり始めた頃3日目
推奨する利用期間2〜3日に1度

2〜3日ごとの使用でないと色落ちが気になる。

塗布直後

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前回の塗布より3日経過

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染まり具合は悪いけれど、キューティクルよりもっと深部に浸透するということだったので、初回の継続回数が多くても、色がいったん定着すれば色落ちは少ないのかと思っていましたが、実際は違いました。その点は定着後も2〜3日ごとに使用した方が色落ちは気にならないでしょう、という説明通りでした。

一旦染まりが落ち着いたかなと思っても、1〜2日後には根元の色が落ちている事もありました。落ち具合も急にくることがあります。シャンプーを丁寧にしすぎたのが原因かなと思ったりもしましたが、夏場などは1日2回くらいシャワーを浴びたりシャンプーしたりする方もいると思うので、その時はどうなるのだろうと気になります。

結局、説明通りに2〜3日ごとの使用でないと色落ちが気になります。色の定着まで時間がかかったとしても、せめて継続使用中は週に1〜2回程度の使用で済むぐらい色持ちしてほしいです。キープするためには使用回数が多すぎて疲れるだろうと思いました。

髪へのプラス効果・ツヤ4.5

病院が開発している安心感

成分の安全性

成分のことは良く分かりませんが、病院が開発している商品ということで、最初安心感はとてもありました。パッチテスト用のおまけも入っており、その点をとても気をつけてくれているのも伝わってきます。

ただ、20分以上塗布し放置すると、髪と地肌にダメージを与える可能性もある、とメールの問合せで言われた為、少しビックリしました。「長時間放置したとしても染め具合に変化がある訳ではない」という答えなら理解できるのですが、その点が少し心配になりました。

トリートメント効果

別途トリートメントを使うと良いと説明されているため、トリートメント効果に関しては薄いと思っていましたが、これだけで十分満足なトリートメント感を持つことができました。

私の髪質は、固い、太い、多い、くせ毛、と扱いにくさにおいては最強なのですが、その髪が少し愛おしく感じられるほど、つや感もでて嬉しくなりました。これで染まり具合が良くければ、何もいうことがないのにと思い、少し残念な気もします。

いつもは固くて太い毛もつやが出ました

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表面にトリートメントを施すという感じではなく、根元から髪質が変わった感じがして、とても満足できました。

使いやすさ2.0

塗布するタイミングシャンプー前の乾いた髪に20分放置+ラップをしてヘアキャップ

手順のステップ詳細

1 10分 乾いた髪にトリートメントを塗る。クシ使用。
2 20分 ラップをしてヘアキャップをかぶり、ドライヤーで中に温風を送り放置。
3 5分 お湯で丁寧に洗い流す。
4 3分 お風呂上りはすぐにドライヤーで乾かす(色が定着しやすくなる)

2・3日に1回の頻度だと面倒

放置時間・塗布の手間

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手順は慣れれば簡単です。放置の時間も20分までなので、お風呂の準備をしたり湯船に浸かったりしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。ルーティンだと思えば面倒ではありません。

ただ、色持ちしないため、2〜3日に1度の使用を、ずっと継続すると思うと負担に感じます。しっかり染まりを良くしようとしても染まり具合が良くないので、より丁寧に塗らないとしっかり染められないように感じます。

そうなると徐々に負担に感じ、カラートリートメント自体の使用が面倒になるだろうと思いました。

また、放置時間が少なく1回で20分以上使用すると髪と地肌を傷める可能性もあるということだったので、長くなりすぎないよう気にするのも面倒でした。

容器

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容器は他のカラートリートメントにも多い、縦置きができるチューブ型です。デザインは白髪染めとは分からない大人っぽいデザインで、高級感もあります。縦置きする場合も安定感はありました。可もなく不可もなくという感じです。

ただ、個人的には、このチューブ型は好きではありません。最初におおよそ使用するだろうという量を別の器に移し、クシで少しずつ塗布するのですが、途中で足りないと思うことがよくあります。

その時、汚れた手でカラートリートメントのチューブからペーストを押し出さないといけないので、どうしても容器が汚れてしまいます。追加分を押し出す時に、手を使わずヒジや手首などで押し出せるポンプ型の方が使いやすいです。

手の汚れ

手の汚れですが、手の平だけを使用するならば、使用後石鹸で3〜4回洗えばキレイに落ちました。が、根元などにしっかり塗り込む時は指先を使った場合、指先や爪の間に入った色は3〜4回石鹸で洗っただけでは落ちませんでした。

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素手で使用するならば、全体にまんべんなくさっと塗り込むだけで良い人にはお勧めしますが、そうでない場合は、手袋の使用をおすすめします。

コスパ2.0

一商品で使える期間0.5ヶ月 肩までの髪多めセミロングだと、1ヶ月で2本必要
1ヶ月の推定予算6,000円

回数が必要なこと、色持ちなどを考えると高すぎる

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この染まりづらさと色落ちでこの金額は正直高すぎると思います。大学病院が開発した商品であることと、キューティクルの深部に浸透するということでとても期待していました。使用頻度が多いという説明でも、使えば使うほど染まりも良くなるのなら問題ないと思っていましたが、染まり具合も悪く色落ちもするので、期待が外れ残念です。

ただ、髪のハリとコシは使用し始めてすぐに実感することができ、とても満足しています。これで1ヶ月に1本使用で済むのであれば、現品買いしたいと最初の頃は思っていました。

結果は染まりの悪さとペーストの伸びの悪さにより、1ヶ月に1本では足りません。月に2本以上消費するのであれば、金額的にもカラートリートメントの意味がないと思いました。例えば1本分の値段で2本分の量があればいいと思いますが、現時点では金額的にはリピートはないかと思います。

香り4.0

香り優しい柑橘系の良い香り

いつも白髪染めの香りを嫌がる子供たちも何も言いません。

香りは大好きな柑橘系の香りで、人工的な感じではなく、ほのかに香る自然な感じがして満足です。強い香りではないので、柑橘系が特に好きではない人でも気にならない程度かもしれません。匂いに敏感な子供たちは、人工的なトリートメントの香りなど嫌がるのですが、これに関しては何も言いませんでした。

塗るときよりも、洗い流す時に良い香りが広がり心地よかったので、その点も良いなと思いましたが、できれば添付している時にも癒しとなるような、良い香りが広がってくれるとより良くなると思います。ちなみに洗い流す時は、お湯が入らないよう口をしっかり閉じ、鼻で思い切り息をするので、より心地よい香りが入ってきて満足でした。

効果を色々期待するのはわがままかと思うのですが、染まりも悪く使用回数も多い商品なので、アロマとしての高い効果もより加わると、金額に見合う価値のある商品になるのではないかと思います。

おすすめできる人・できない人

おすすめな人

  • すぐに染まらなくても地肌ケアを重視したい人
    染まりは正直悪いです。ペーストの伸びも良くないので、使用回数が多いこともあり1か月の使用量もかなり多くなると思います。ただ、使用直後からハリとコシはとても良くなり、ふけやかゆみもなくなったので、地肌ケアを重視される方には良いと思います。

おすすめできない人

  • 手軽にきちんと染めたい人
    染まり具合は正直良くないので、染まり具合を重視される場合は不向きです。
  • 経済的な金額でカラートリートメントを使用したい人
    金額的にも1本200gで3000円程するので、どちらかというとお高めのカラートリートメントだと思います。また染まりがあまり良くないので、使用頻度も多くなり割高になると思います。

キラリ Q&A

メーカー情報

当記事は商品のリサーチを行なった2015年10月時点の情報です。
最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

価格

通常価格 3,240円(税込)+送料500円
まとめ買い 2本 6,150円(税込・送料無料) *1本 3,075円

>> 詳細はこちら

容量
200g
染まりやすい使い方
※メーカー推奨
しっかり染めたい場合は、シャンプー前の乾いた髪の使用を推奨。濡れた髪に使うよりも、色の入り・定着が非常に良い。
使用頻度 目安
使用初めは、5日間ほど毎日集中的に使用
定着後も、週3・4回使用
カラー
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3色
  • ライトブラウン
  • ダークブラウン
  • ブラック
香り
柑橘系の優しい香り
ジアミン
ジアミンは含まれていない
pH
pH6程度(弱酸性)
手袋の必要性
不要
販売会社
ナノエッグ 聖マリアンナ医科大学内
成分

成分一覧はこちら

  • 水(ベース成分)
  • セテアリルアルコール(乳化安定剤)
  • グリセリン(保湿剤)×
  • ジメチコン(合成ポリマー)×
  • ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド(合成界面活性剤)×
  • パルミチン酸イソプロピル(エモリエント剤)×
  • シア脂(保湿剤)●●●
  • オリーブ果実油(保湿剤)●●●
  • スクワラン(保湿剤)●●●
  • ステアリルアルコール(エモリエント剤)×
  • セタノール(乳化剤)×
  • セリン(皮膚コンディショニング剤)●●●
  • ベタイン(保湿剤)●●●
  • グリシン(皮膚コンディショニング剤)●●●
  • グルタミン酸(皮膚コンディショニング剤)●●●
  • アラニン(皮膚コンディショニング剤)●●●
  • アルギニン(皮膚コンディショニング剤)●●●
  • リシン(皮膚コンディショニング剤)●●●
  • トレオニン(皮膚コンディショニング剤)●●●
  • プロリン(皮膚コンディショニング剤)●●●
  • PCA-Na(保湿剤)●●●
  • ウコン根茎エキス(皮膚コンディショニング剤)●●●
  • ムラサキ根エキス(皮膚コンディショニング剤)●●●
  • ガゴメエキス(保水剤)●●●
  • パンテノール(保湿剤)●●●
  • (加水分解シルク/PG-プロピルメチルシランジオール)クロスポリマー(合成ポリマー)×××
  • グリチルレチン酸(皮膚コンディショニング剤)●●●
  • ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド(ヘアコンディショニング剤)●●●
  • (メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー(合成ポリマー)×××
  • ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム(合成界面活性剤)×××
  • ココイルアルギニンエチルPCA(合成界面活性剤・洗浄剤)×××
  • ポリクオタニウム-7(合成界面活性剤)×
  • オレンジ油(保湿剤)●●●
  • ラベンダー油(保湿剤)●●●
  • ビスセテアリルアモジメチコン(合成ポリマー)×××
  • ソルビトール(保湿剤)●●●
  • BG(保湿剤)×××
  • エチドロン酸(キレート剤)×××
  • AMP(ph調整剤)×××
  • フェノキシエタノール(防腐剤)×××
  • オクチルドデセス-20(合成界面活性剤・洗浄剤)×××
  • オクチルドデセス-16  (合成界面活性剤・乳化剤)×××
  • ミネラルオイル(保湿剤)×××
  • (+/-)HC青2(ヘアカラー用色素)×××
  • HC黄4(ヘアカラー用色素)×××
  • 塩基性青99(染毛剤)×××
  • 塩基性茶16(染毛剤)×××
  • 塩基性赤76(染毛剤)×××

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