まよまよさんのDHC Q10クイックカラートリートメント 1ヶ月使った感想

以前母から「DHCのカラートリートメントを使ったけど染まらなかった」と聞き先入観があったので、1 回でかなりしっかり染まったのにびっくりしました。母は使い方を間違っていたのか、はたまた製品の改良がなされたのか・・・。

初回使用前

初回使用後

私はダークブラウンを使用しましたが、一般的にイメージする色より一段階明るめです。ただ、それは色の選択を変えれば解決する問題かもしれません。

公式HPにある3色の仕上がり色見本の画像とはちょっと違っていました。機会があれば色を変えてチャレンジしてみたいですね。

そして、驚くほど手軽な使用方法に感激します。大雑把にタオルドライしてから塗りますが、クリームも無くなりかけまで出しやすく、5〜10分放置するだけで良いなんて簡単すぎます。

タオルドライでおおまかに水分を拭けば良い点、放置時間が短い点、ここの2点が素晴らしいと思いました。

過去いろいろな商品を試しましたが、この手軽さでこの染まりはなかなかないのでは？

しかし、1本が税込約2,900円と少し高めの値段であり、常に白髪が目立たないようにケアするつもりであれば2～3日に1度くらいの使用が理想的で1ヶ月2本くらい必要。合計約6,000円/月ほどかかるのでコストが高くつき、その点で評価をマイナス☆1つにしました。

そして、もうひとつ。色落ちは早いです。3日めくらいから色落ちを感じます。人によっては色が持たないと不満が残るかもしれません。

使用直後

3日後

ただ、わたしは色落ちの早さよりも使用方法の手軽さを重要視したので、その点で評価がマイナスになるほどではありませんでした。

もっと安ければ毎日でも使いたい！そんなヘアカラートリートメントです。

使用”前”

使用”後”

“しっかりと”染めるには、公式のアナウンス通り3回連続使用ぐらいが良いと思います。

ですが、白髪が目立たない程度で良ければ1回でも必要充分な染め上がりです。しかも放置時間はたったの10分！凄いです。

満足度を4としたのは、色味の問題です。選んだ色はダークブラウンですが、染め上がりの色はライトブラウンに近い明るい色。地毛との色の差が大きくて、明るい部分は「いかにも白髪染めしています」というふうに見られてしまうかもしれません。
回数を重ねれば濃くなるかな、と期待してみましたが、3回連続の使用では明るい色味のままでした。

ブラックだと黒すぎて重いかもしれない、だったらブラックとダークブラウンを混ぜて使用してみたいと思いました。
公式サイトには「2色を混ぜたり交互に使用することで、思い通りのカラーになる可能性があるが、品質に異常が出ることはない」といった記述がありました。

交互に使用する方法も手かなとは思います。だってこんなに手軽でこんなに良く染まるんですから！

放置時間が短く、また色味が明るい分、色落ちは早いほうではないでしょうか。使用しない日のシャンプーの時の泡が微かに色づいているので、色落ちしているんだなと分かります。

公式でも『2〜3日おきに使用しているお客様が多い』と書かれていて、まさにその通り。

使用直後 その1

3日後

使用直後 その2

3日後

しかし、使用方法が至極簡便で洗髪のルーティーンに組み込めるので、私の場合は2～3日おきでも全く負担に感じません。

そのため、この“色落ちが早い”という点は気になりません。

使用直後 その1

頭皮への刺激は特にありません。使用期間は冬の乾燥の時期ですが、地肌の乾燥やかゆみ等もありません。

地肌に直接付くと少しスースーとして、トニックシャンプーのような使用感があります。成分を確かめたらハッカ油などが使われていました。地肌に塗ることは想定していないでしょうが、夏は爽快かもしれないですね。

ネーミングが『DHC “Q10” クイックカラートリートメント』、パッケージにも『“美容液“カラートリートメント』と書かれているので、トリートメント効果への期待はとても大きかったのですが、それほどの効果は実感できませんでした。

ツヤが出るといいなぁ、と思っていたので残念・・・。40代の髪の老化は手強いです。

大変満足しています。使用方法は普通の洗い流すトリートメント剤とほぼ変わらず、なにより初回10分、2回目からは5分という短い放置時間でほぼ満足いく染め上がりなのが嬉しいですね。

かつて染まりの良い別の商品もレビューしましたが（レフィーネヘッドスパなど）、それでも放置時間は30分、夏など湯船に浸からずシャワーで済ませたいときなど30分間は結構持て余す時間ですが、5〜10分ならそれもなく、本当に手軽で素晴らしいです。

もう一つ、地味に使いやすかったのが、容器の素材です。容器はプラ製のチューブ型なのですが、柔らかいプラスチックではなく、少し硬さがあり元の形に戻りにくいプラスチックなのです。

使いやすい容器

上手く表現できないのですが、例えると『レトルトパウチ容器みたいな内側がアルミのような色で、もう少し厚みがある素材』だと言えばなんとなくイメージできるでしょうか？

これが意外と良く、中身が少なくなった時にクリームをギュッと絞り出すことが出来るのです。パコパコと柔らかいプラスチック容器は実は絞り出すことが難しいのだと、この容器を使って初めて分かりました。中身が少なくなればハサミで切って使い切れます。

使いやすい容器

ハサミでも切りやすく最後まで使い切れる

その他、素手で使用すると爪の間に1日くらい色が少し残るので、気にされる方は手袋を使ったほうが良いと思います。

素手で使用した時の状態

白髪が目立たない綺麗な状態を常に保つには2日に1回の使用が理想的で、その場合1ヶ月2本必要になります。

定期便を利用し、かつ2本まとめ買いし送料無料にしても1ヶ月5,000円オーバーしてしまい、ちょっと高いかな、という印象です。

同じくらい良く染まるレフィーネヘッドスパとコストだけで比較してみますが、レフィーネだと色持ちがいいので1ヶ月に1本で足ります。

また、レフィーネの場合、継続的に使うとして定期お届けコースなら5回目の購入から3,000円を切るようになってくるので、やはり比べてしまうとコストパフォーマンスが悪いと感じてしまいます。

もう少し価格が下がらないと日常使いは難しいです。

ハーブ系の爽やかな香りでリラックスできます。夏におすすめの香り。個性的ではありませんが、好き嫌いのない香りだと思います。

ヘアケア製品は香りも購入の動機になる大きなポイントなので、この香りは評価できます。