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白髪染めトリートメントのデメリットとメリットは?

染める力が弱いが、肌への刺激も少なく、プリン状態にならない点もおすすめ。

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「白髪染め1ヶ月使った感想をまとめてみた」編集部スタッフです。今回は使ったことがない方向けて、白髪染めトリートメントのメリット・デメリットについてまとめてみました。

まずはみなさん気になっているデメリットから説明します。

白髪染めトリートメントのデメリット

デメリット① 1回で完璧に染まりづらい

美容院などの白髪染めは通常1回でしっかりと色が入ります。

白髪染めトリートメントの場合、一度で完璧に入る商品は少ないですし、コツもあります。

塗布した後の放置時間を長くしたり、やり方によっては一度で色が入りやすい商品もあります。ルプルプ利尻ヘアカラートリートメントなどは一度で色がよく染まったと評価も高かったので、商品選びの参考にしてください。

以下は当サイトのレビューアーさんが初回に使った時のビフォー・アフターの写真です。結構きれいに染まっていますよね。

ルプルプ 使用”前”

ルプルプ 使用”後”

利尻ヘアカラー 使用”前”

利尻ヘアカラー 使用”後”

ただ、白髪染めトリートメントの場合は商品によって、本当に染まりづらいものもあるので、注意です。

プリオール 使用”前”

プリオール 使い続けて30日

上記は資生堂のプリオールという商品なのですが、当サイトの3人のレビューアーさん全員、説明書通りの使い方だと、30日間使い続けても希望の色にならなかったといった感想でした。

やはり、商品ややり方によるバラつきが少なく、確実に色が入るのは美容院でジアミンという薬剤入りの白髪染めなのです。

“確実”なだけ、その分ジアミンという強い薬剤が使われているのですが・・・

デメリット② 色落ちが早い

美容院などのジアミン入りの白髪染めは基本的になかなか色落ちしません。*その分生え際の白髪が目立つというデメリットもあります。

それに対して、白髪染めトリートメントは色落ちが早く、商品ややり方によっては、早いもので3日で染料が落ち白髪が気になってきます。

ただし、美容院の白髪染めには敵いませんが、商品、やり方によって色を長持ちさせることができます。

例えば、利尻ヘアカラートリートメントを塗布後放置する時間を1時間にすることで、「10日ぐらいは色落ちが気にならなかった」といった声も多かったのです。

また前述しましたが、数ヶ月続けると、髪の毛の表面に色が蓄積されるせいか、使い始めた当初に比べ全体的に色が落ちづらいと感じると思います。

使い続けることで、使用開始時より楽になると思いますが、やはり美容院などの白髪染めに比べ、手間がかかるのは事実。その点は白髪染めトリートメントのデメリットになることは否めません。

白髪染めトリートメントのメリット

次は白髪染めトリートメントのメリットについてまとめます。

トリートメント効果について

さきにお伝えしますが、「白髪染めトリートメントなのだから、トリートメント効果が高い?」と想像しがちですが、当サイトで数々の商品を試し、そのような商品は正直少ないです。

トリートメント効果がないわけではありませんが、その点は「可もなく不可もなく」といった感想が多かったです。そのため、メリットにトリートメント効果は加えていません。

唯一レフィーネヘッドスパはレビューアーさんから、また、編集部の家族からも「ツヤを感じた」「ハリを感じた」といった感想が複数ありましたので、商品選びの参考にしてください。

ツヤ・ハリに定評 レフィーネヘッドスパ

メリット① 頭皮への刺激が少ない

ジアミン入りの白髪染めは楽です。白髪染めトリートメントだと1本2,000~3,000円の価格帯のものが主ですが、自宅でやれば、1本1,000円以内で購入できます。

確実に染まり、色持ちもする、自宅なら格安と、頭皮・髪への刺激が強いという点以外は、とても使い勝手が良いのです。なので、みなさん、ジアミン入りの白髪染めを使いたがるのです

それでも手間のかかる白髪染めトリートメントをあえて選んでいるのはやはり「美容院の白髪染めでアレルギーが出て大変なことにあった」「もう怖くて美容院の白髪染めはできない」といった事情がある方が多いのです。

以前は美容院で髪染めをしていたのですが、花粉症時期に頭皮が赤くカサカサになってしまい美容院の髪染め液がしみるようになりました。そのあと、頭皮に痒みが出てしまい皮膚科で治療しました。

それからは怖くて美容院での髪染めができなくなり、白髪染めトリートメントを使用するようになりました。(当サイト 利尻ヘアカラー愛用者の投稿

美容院の白髪染めに入っているジアミンという成分が、アレルギーが出やすく、頭皮にも良い成分ではありません。

白髪染めトリートメントには通常このジアミンという成分が入っていません。そのため、ジアミンでアレルギーを起こしてしまった方、頭皮の健康を考える方の使用が白髪染めトリートメントは多いのです。

*注意:ジアミン入りの白髪染めに比べて、白髪染めトリートメントは刺激が低いですが、「誰にでも刺激がない」といったことではありません。初めて使う方はパッチテストを行ってください。

メリット② 色落ちが自然で、プリン状態にならない!

個人的には白髪染めトリートメントのメリットとして、特におすすめしたい理由です。

美容院で白髪染めをして2週間ぐらい経過すると、新しく髪の毛が伸びた時に、生え際が白くなっているのがとても気になった経験がある方も多いのではないでしょうか。

いわゆる“プリン状態”です。

髪の毛が頭皮から伸びるため、新たな白髪の部分がどうしても目立ってしまいます。

特に美容院でしっかり白髪染めをした分、この白い部分って目立ちますよね。

それだけのために美容院に行っていたらきりがないですし、髪の毛は伸びる以上、ずっとこの状態を繰り返します。

白髪染めトリートメントの場合は、頭頂部だけくっきり色が落ちることはありません。全体の色がじわじわと落ちていくので、色の落ち方が基本的に均等なのです。

ルプルプ 使用直後

その後4日経過

その後8日経過

じわじわと全体が色落ちするのです。少なくとも、1週間に一度の使用で、下の写真のような生え際の白髪がくっきり目立つといったことはありません。

そのため、プリン状態を嫌う私の家族からはこの点は大好評でした。

色が落ち始めても、メッシュっぽくて「おしゃれ」「素敵」と言われることもあるようです。

ただし、商品により「あれ?突然色落ちした?」と感じるものもあります。当サイトの中ではルプルプについては使った方、ほぼ全員が「色が均等に少しずつ落ちるので、きれいだった」と評価が高かったので、おすすめです。

まとめ

白髪染めトリートメントは確かに美容院の白髪染めに比べると、色も入りが一発で完全にはいきませんし、色持ちも悪いです。ですが、その一方で地肌にアレルギーが起きづらく、見た目もプリン状態にはならないといったメリットも。

白髪染めでアレルギーが起きた経験がある方、地肌の健康が気になる方はもちろん、白髪染めをしてもすぐ生えてくる白髪の生え際が気になる方にもおすすめです。

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